ってわけで切れたので交換したHID屋さんのLED。何だけどやっぱり取付時に気になったヘッドライトレンズの黄ばみが気になる。
黄ばみ取りの方法といえばヤスリで磨く、専用薬品で溶かす、ディート(虫刺され薬)で溶かす、マジックリン(アルカリ)で溶かす などなどがあります。
虫刺され薬や専用外薬品で溶かすのは自己責任と言うか面白半分と言うかでやりたきゃどうぞって感じです。
専用薬品と言うとワコーズのヘッドライトリペアや呉のヘッドライトクリア&プロテクト何かが有名
あと少し前はジクロロメタンの揮発蒸気で表面を溶かすってのも流行りましたね
今回はお金をできるだけかけずに磨き作業を行おうと思います。
ってわけで買ってきたのはDAISO製の耐水ペーパーセット
110円で#240#400#600#800#1200#2000の6種入りヘッドライトレンズの研磨にちょうどいいサイズと粒度
研磨剤の持ちは普通にホームセンター等で販売されているものより悪いもののレンズ研磨なら十分持ちます。
まず、研磨前にヘッドライト周りをマスキングしておきます。
水研ぎもするのでテープは2枚重ねのほうが良いです。

そして頑張って磨きます。磨きはあまり一部に力をかけすぎないように番手の粗い(低い)物から順に磨きます。
#240でレンズ表面の劣化した層を削り落とし後の番手で磨き傷をなだらかにしていく感じです。
最初に黄色い研ぎ汁がなくなるまでしっかり磨きましょう。
一応の目安は前の番手のヤスリをかけた倍の時間をかけると良いそうですが・・・そこそこきれいになってればOKでしょ


#800で研磨中にレンズにヤスリがへばり付くようになります。

#1200で洗い流すと水が弾くようになります。


#2000終了。ここからは機械に頼ります。ランダムサンダーにバフを着けてコンパウンドで磨きます。
コンパウンドは粗仕上げようと本仕上げ用の2種は使いましょう。


磨き完了。
耐水ペーパーの最初の方に出てきた黄色い研ぎ汁分なのか磨き上げるとライトレンズが若干青っぽくなります。照射光も若干黄味が取れて色温度が上がります。
濁りが取れて照射光の拡散も減りカットラインが前より強く見えるようになりました。

後日談
磨いただけだとすぐにまた劣化するのでコーティングを施します。
今回用意したのは3Mヘッドライト用クリア コーティング剤 39173
のシートだけ。
本来は3000番相当のフィニッシングディスクが入っていますが補修用のコート剤のみが販売されているのでそれを購入。
研磨に使ったコンパウンドの油分が残っているかもしれないのでシリコンオフで脱脂します。
脱脂と言うとパーツクリーナーでも出来ますがヘッドライトレンズの場合はクラックが入る場合があるので出来るだけ弱めの脱脂剤の方が良いです。
脱脂が終わってしっかり乾燥したらコーティングを行います。
シートの先の方だけをレンズに付けるようにして滑らせて塗っていきます。
力を入れるとコート剤が垂れるので滑らせるだけ。
角で力が入ってしまうと垂れるので注意。

ヘッドライトレンズ左右をコートしてもまだ使えそうだったのでついでにテールレンズもコート
10分間の乾燥後もう一枚のシートで仕上げコーティングです。

あ、これ素手でやっちゃダメなヤツだ・・・指先がパキパキ
10分後
密閉パックに入れてあった一回目のシートがまだベチョベチョだったので貧乏臭くこれで2回目施工

なんか垂れた・・・
結構ベッチョリ着く上に垂れたのがそのまま残るのか
まぁヤスリ研磨のママのコーティング無しの状態よりかは持ちはいいでしょう。シートだけだと結構お安いしね。
クリアを吹いて閉めようかとも思ったけど用意が大変だし簡単施工ってのならこれもありかな?
あとはよく言う「耐久性についてはこれから検証です!」
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