ある日、会社で管理している会議室の蛍光灯が切れた。
交換しておいてねと受けて予備保管庫へ
在庫が少なくなってたので注文しなきゃと調べたら・・・・・・
2019年3月末をもってPanasonicは蛍光灯照明器具の生産をほぼ生産終了
2020年には占有率目標がフロー100%ストック50%
2030年には占有率目標がストック100%
だそうだ。
フローとかストックって言われてもよくわからんので言い換えると
フロー:生産と出荷
ストック:社内在庫
つまり2020年までに生産を完了し2030年までに在庫をゼロにするぞ
今後はLEDに入れ替えていってくださいね。と
生産終了したのは灯具の方なので蛍光灯自体はまだまだ出回っているけど
蛍光灯が5年ほど持つと考えても次回交換時期には生産終了から10年近く経っているので「補修部品(蛍光灯)は作ってないよ」となることも考えられる
ってことで蛍光灯をLEDに入れ替える稟議書を提出、無事通過となりました
となると何に交換するかってのが問題になります。
- 本体をまるっと交換。
- 既存の蛍光灯型のLEDに交換。
1も2もメリット・デメリットが存在します。
先ずは1.本体まるっと交換
メリットは全体が新品なので故障の心配は全く無い(初期不良除く)
デメリットは高額になる
ってのがわかりやすいメリット・デメリット。
ここに隠れたデメリットとして
新品だけど5年10年と使うとしてそれだけ持つ商品はどれなのか?
いくら長持ちといっても長期間で見れば不灯になるのは工業製品の常
そうなったときに「交換できるのか」がかなり怪しい
特に中華製のよくわからないメーカー品
一室6台とかなら全交換も可能だろうけど会議室となるとその倍以上
1台壊れたからと全交換は無理。1台だけその時手に入った機種にするチグハグも避けたい
5年後10年後でも”同じメーカーが後継機を出してくれること”が必要
次いで2.既存の蛍光灯型のLED
メリットは「かんたんな改造」で既存の本体を使えるので楽。そして既存の蛍光灯の形をしているので交換後も見栄えはそんなに変わらない
デメリットは既存の本体の寿命がどうなのかG13型のソケットと内部の不要部品の寿命
という訳でメリット・デメリットがあってどうすっべ?という感じです。
あとは蛍光灯の種類ですが会議室だと使っている蛍光灯が40W直管形でグロースタート式とラピッドスタート式があるのも面倒なところです。
蛍光灯型LEDのところに出てきた「かんたんな改造」はグロースタート式だけでラピッドスタート式は要電気工事。まぁ有資格者なんで問題はないんですけどね。なんなら電気工事改造したほうが寿命とかの問題が若干減るんですよね
という訳でかる~く番外編と思ったら結構長くなっちゃったので前編ってことにしちゃいましょう
後編へ続く!
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