番外編|純正部品とサードパーティ

修理部品の種類と注意点

ディーラー購入 純正部品 Genuine Parts

価格高い
スペック必要十分
寿命重視
保証手厚い
購入難(該当車が必要)

一番保証値が高い部品。値段も高い。
ディーラーに行っても誰でも変えるわけじゃない最低限その純正部品を純正採用している車が必要。
部品名でなくパーツ番号で購入することになるので基本的にお店のサービスマンに問い合わせることになる。サービスマンも暇じゃないから部品を買うだけだったら時間にいっぱい余裕を持っていこうね!

ディーラーじゃなくてもメーカー直結の部品商(トヨタモビリティパーツやホンダ部品販売など)で品番が分かっているなら購入も可能。
当たり前だけど購入側の品番ミスは返品交換できないからね

整備・修理工場を通した 純正部品 Genuine Parts

価格高い ※ディーラー経由と同じ
スペック必要十分
寿命重視
保証手厚い ※時間はかかる
購入並 ※お店との信頼具合

修理工場の部品商との業販によって購入するパターン。
実車がなくても注文できるかもしれない。その辺はお店の経営方針とか信頼具合とか業販スタイルとかによる。客注の扱いなのでもちろん返品交換キャンセル不可

ネット購入 純正部品 Genuine Parts

価格純正部品価格より若干安い
スペック必要十分
寿命重視
保証ECサイト基準
購入

アマゾンやモノタロウで品番がわかれば購入可能。
全てのパーツを取り扱っているわけではない。保証はECサイトの基準によってはキャンセル可能
そもそも純正部品の品番探すの結構面倒だけどその辺は頑張ってね!おおかた写真は無いしあったとしても代表(サンプル)写真だよ。
このサイトも純正型番載せてるけど保証はしないよ自分でちゃんと調べて確認してね

サードパーティ Third Party 国内通常流通品

価格安いものから高いものまで
スペック純正互換相当品から機能重視まで
保証一般商品程度
購入

一般的に国内で流通している純正互換品。
純正品相当品を純正部品より安く出しますよ!ってメーカーやサーキットスペックなど純正部品より高スペックを謳うメーカーなど
購入はネットが簡単。
ディーラーや自動車整備工場での購入は取引部品商による。
製造サードパーティ会社から直の業販も出来るだろうけどその辺は会社の運営方針によるから取扱不可も多々ある

サードパーティ会社直の業販と言っても初取引の仕入値ってだいたいメーカー価格の1割引きぐらい
その1割分が販売店の儲けであり販売店の販売人件費。
取り寄せて貰うんだったらちゃんと取付も依頼して工賃払おうね!

サードパーティ Third Party ネットで見かけるすっごい安いの

価格安い
スペックまぁ・・・使えるよね?
保証ECサイト基準
購入並?

ネットのみで見かける俗に言う”中華◯◯”。
原産国が中国じゃなくても中華って言われちゃうちょっと可愛そうな存在
どこかの工場で作られて、その時買い付けた会社の名前のOEMになって次に買おうとしたらもうどこにもない。だけど同じ体(てい)のものが別メーカーの名を冠して出てるので入手性は良いのかも?
品質の善し悪しは買付メーカーさんの管理云々。国内通常流通品のサードパーティ会社もそういう所で製造してOEM化している所もあるしね。
一発買付その後知らんってのは品質最悪。気をつけよう

総評

補修部品・純正部品は昔に比べて個人で手に入れやすくなったけど工業製品ってのはやっぱりそれを扱う業者が使うもの。これはBtoBの関係の商品だってこと。
個人で入手する場合は一般的なBtoCの取引きと違ってそれ相当なリスクを個人が背負う必要があるってことをちゃんと理解しようね。

昨今のDIY人気のせいで「自分で出来るモン!」が増えてるけど餅は餅屋って言葉も覚えておこうね。

と、言いつつ自分もDIYでちょいちょいと修理・カスタマイズをやっちゃってますがやっぱりわからないところも出てくるネットの不確かな情報をなんとか組み合わせて、時間をかけてなんとか答えを割り出すってやってるけど
それを整備工場で聞けばほんの数分で解が出ることかもしれない。その手間を面白い・楽しいと思えないことにはDIYには向かないんだよ

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