O2センサーを換えたからと言ってそうそう消えてくれるヤワなチェックランプじゃないです。
ってことで整備第2弾
スパークプラグとイグニッションコイルの交換です
スパークプラグ
スパークプラグとはエンジン内部で燃焼爆発のための火花を作るプラグです
消耗品なので適時交換が必要です。
昔は車検毎に交換しましょうなんて言われていましたが今では長寿命タイプもあるので中古車購入時にソレに替えておけば不良品を引かない限り大丈夫でしょう
ってことで長寿命タイプのちょこっと良いプラグに交換します
長寿命タイプのプラグと言えばイリジウムプラグと名前を聞くことがあると思います
とりあえずイリジウムって書いてあれば良いのかな?とそこに落とし穴があります
イリジウムを使っていても放電側だけがイリジウムで受電側がそうでないものもあります
両方の電極にイリジウム等の貴金属を使っているものを「両貴金属プラグ」
片方の電極にのみ貴金属を使っているものを「片貴金属プラグ」
と言います。
両貴金属プラグは長寿命で交換目安が5万kmですが片貴金属プラグは交換目安が1万km
つまりイリジウム等の貴金属プラグを着けているからと言っても片貴金属プラグの場合は結局車検毎に交換しましょうってことになるのです
なので交換するなら両貴金属プラグ
でも高そう・・・って思いきやそんなに変わらなかったりするんで自分で変えることができるんだったらMAXやRXにしておいたほうが無難です
イグニッションコイル
プラグに電気を送るためにある装置がイグニッションコイルです。
これもよく壊れます
純正でも当たり外れがあるのが定説です
実際前車含めK6Aに使えるコイルでこの型はな~ってのはありますが公開はね・・・
イグニッションコイルは純正と国産社外品、外国産社外品があります
おすすめは国産社外品
プラグと同じNGKさんのコイルが一番評価が高いです
お値段も高いです。
高いと言ってもディーラーで純正を交換込みで購入するよりかは安いですけどね
今回は日立のコイルがアステモにブランド名変更するとかでちょっと安くなってたのでソレにしました
中華の外国産社外品はお値段こそ安くまたハイボルテージタイプなどを謳っているので心が惹かれますが寿命はまぁお察しくださいって感じです※体験談
純正中古を探すならMH23S(MJ23S)以降の34S等のR06Aエンジン用のコイルも使えますが一部加工が必要です。
どうしてもお安くであれば最低でも23S世代(K6A)の純正中古が良いでしょう
中華社外品は全くおすすめできません
とりあえず
取り敢えず「加速が悪いなぁ」「エンジンの音がおかしいなぁ」と思ったらスパークプラグを疑うことから始めましょう。
K6Aの持病として2番燃焼室の融解ってのがあるのですがその症状になる原因を作るひとつが調子の悪いスパークプラグを使い続けたことによる異常燃焼です。
正しい火花を出すことで正しい爆発を起こしていれば異常燃焼による異常高温化→燃焼室の融解を防ぐことが少しはできます。
プラグだけでなくコイルも以上爆発の原因になるので定期的に交換したほうが良いのですが如何せん高い。
なので「定期的に替えましょう」ではなく「中古車を購入したら交換しておきましょう」※そもそも定期的に交換している人のほうが少なく”壊れるまで使う”が普通です。
これでチェックランプは消えたかな
まぁぶっちゃけの話、普通にエンジンが掛かっているのであればプラグやコイルが原因でランプが点くってことはあまりなく・・・
この辺が原因でチェックランプが点くときは一発動かなくなってる状態とかでエンジンをかけると2ストエンジンのようにドドドドド・・・・と音が変わります
K6Aの場合3気筒なので1発動かない状態でも2発で一応エンジンは掛かります。
4気筒の普通車の場合1発動かない3発ではエンジンは掛かり加速時などにアフターファイヤーのような音がします。
流石に2発ダメになっているとエンジンがアイドリングできずストールします
それっくらいの時にチェックランプが点灯します。
なので今回も予防整備ということでチャックランプの原因にはたどり着けませんでした
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